このSwaoブログでは、ドローンの記事はここから始まります。
そこで、流れとしては、やはり、ドローンの歴史からでしょうかね。
SWOAがドローンに出会った経緯と歴史や流れについて
ちなみに、私のドローン歴は、今年で8年目になります。
それ以前には、ラジコン飛行機を触っていた時代がありました。
それにまた、実際の飛行機ライセンス取得を目指して、操縦実地試験受験資格の40時間中、24時間まで実際の飛行機による実技指導を受けていたのですが、オイルショックという不幸に見舞われて、諦めざるをえなかった、という経験もしました。
(年齢が、バレバレになりますね‥汗!)
それでは、今や誰もが知っている、またその映像魅力に慣れ親しんでいる、ドローンの歴史から、はじめましょうか。
そのドローン、現代に登場してカメラの性能や画質が向上し、現在のように多く利用され活躍し始めたのは、つい最近、ここ6年位(2015年頃より)のことなんですよ。
それ以前はラジコン飛行機とか、ラジコンヘリコプターなるものの時代でした。
そしてそれらは、カメラは積載可能でしたが、カメラ機材は重く、また飛行場所が限定され、実用には適さないマニアの遊びの世界だったのです。
ですから、空撮映像と言えば、飛行機とかヘリコプターの独壇場でした。
ただ飛行機やヘリコプターをチャーターしての空撮は、とても高額だと聞いたことがあります。
また近距離からの撮影には向いておりません。
ただ、私の古いラジコン仲間の一人は、ラジコン・ヘリコプターにカメラを搭載して飛行訓練していたそうで、あの三原山の噴火があった時は、東京都からの依頼で、仲間三人ほどが、そのカメラ付きラジコンヘリコプターを調査のために噴火口付近で飛ばしたそうです。
その時代のラジコンヘリコプターなるものを見たことはありますが、かなり大きなものです。
軽トラックの荷台に収まるかどうか?くらいの大きさだった記憶があります。
その話を聞いた時、私は凄いことだと思ったものです。
なるほど、人の乗るヘリコプターでは危険過ぎて近づけない世界ですものね。
ただ、その時は、誰もが気軽に飛ばせる「カメラ付きドローン」。
それも手のひらサイズのミニドローンの出現までは思いが至りませんでしたが‥。
ドローンの出現
さてさて、そこに登場してきたドローン。
(ここでは実用的なドローンを指します)
ラジコンと一体何が違うのかといえば、ほぼ一緒です。
それは無線による遠隔操作が出来るという意味においてです。
(※写真は蔵王の樹氷です)
ただドローンの動力は電動モーターのみであり、軽量かつ高性能なカメラと一体化されており、それに何といっても「GPS」(全地球測位システム)が搭載されていて、動作が安定しており、それに「モニター(ディスプレイ)」による遠隔操縦が可能になり、思いのままの映像が撮れるという空飛ぶカメラとも呼べる道具になったことでしょうか。
それでは、とりあえず、ここで「ドローン」の豆知識を整理しておきましょう。
我々日本では単に「ドローン」と言ってますが、意味としては「無人航空機」の一種です。
英語では「drone」と書き、「オス蜂」の意味です。それも蜂の飛ぶ音がドローンの音と似ていることから付けられたという説もあります。
そしてこの「ドローン」の正式名称は**UAV**(Unmanned Aircraft Systems)といいます。
日本語にすれば「**無人航空機**」の意味です。また別名「**マルチコプター**」とも呼ばれます。
ラジコン飛行機やラジコンヘリコプターも「無人航空機」に属しますので、区別するために「マルチコプター」と呼ぶのです。
じゃその「マルチコプター」というのはどういう意味かと言えば、複数(マルチ)の羽(ローター)を持った「回転翼機」ということになります。
実は「ヘリコプター」もこの「回転翼機」に属するのです。ややこしいですね。
でも「マルチコプター」は「無人航空機」の一種でもあるので、ここで「ドローン」と実際の「ヘリコプター」とで区別されてくるのです。
無人飛行機も無人であることから、「固定翼機」とか「固定翼型ドローン」とも呼ばれます。
なんて、ごちゃごちゃになってきましたね。
参考までに「ヘリコプター」の意味も覚えてしまいましょうか。
実はこの「ヘリコプター」は、「ヘリコ」+「プター」に分かれているのが正しいのだそうです。
ラテン語由来の言葉で、「ヘリコ」は螺旋、「プター」は翼を意味するそうです。
また、「gyrocopter(ジャイロコプター)」というのもありますね。
意味は、「小さい翼と推進用のジェットエンジンとを備えたヘリコプター」といいます。
つまり、こちらは無人航空機じゃない「ヘリコプター」の一種ということですね。
あ~、お疲れさまでした。
ドローンの種類
えっ!ついでに「マルチコプターの種類も言ってしまえ」ですかぁ~!
そうですね。ゴメンなさい。もう少しだけ説明させてください。
ドローン、つまり「マルチコプター」にも種類があるのです。
4枚羽のドローンのことを「クワッドコプター」といいます。
6枚羽のことを「ヘキサコプター」といいます。
そして8枚羽のことを「オクトコプター」といいます。
ここでの「羽」のことは、「翼」や「ローター」と書くこともあります。
あ~、お疲れ様です。
これをさらに解説するとさらに疲れますので、今回はこのへんで止めておきますね。