ドローンの機体選びから送信機のモードついて
いよいよドローンの世界に入って行きますよ。
ここからは、気を引き締めて行きましょうか。
最初はドローンの機体の選び方です。
ドローンを買い求めるとき、たいていが「機体」と「送信機」がセットになっていますので、注意が必要です。
それらの要点は、以下に解説してまいります。
(この段階は、初心者を対象としております)
さて、ドローンの機種ですが、最初であれば、ここはやはり「屋内用トイドローン」を選びましょう。
その理由は、やはり練習の必要性があるからです。(練習の詳細は前回をご覧ください。)
カメラ付きかどうかは別に問いません。値段も考慮しながら、好きな物を選んでください。
(※2022年6月からは、大幅な法改正が開始されて、100g以上のドローン機体は、全てが登録制(義務化)になりました。それをしないと、自由に(許可申請対象地域内外の)外で飛ばすことは不可能になります。要注意です!)
そういう意味からも、最初は「室内用トイドローン」を手にした方がいいかも‥ですね。
また注意すべきは、ドローンには「飛行モード」というのがあるということです。
モードとは「送信機」(**プロポ**)のことです。
この「飛行モード」とは、ドローンに限らず、全てのラジコン飛行物体に関連するのですが、簡単に言えば、「送信機のステック操作モード」の違いのことです。
もう少し説明を加えると、そのモードには「モード-1」と「モード-2」の2種類があるということです。
その違いは、大きな事柄ですので、そのことは最初から頭に入れておきましょう。
話を戻しますね。
最初に注意すべきは「**モード**」と「**プロペラガード**」です。
「プロペラガード」は、他を傷つけないため、そして、プロペラの破損を防ぐために、特に室内では必須アイテムです。
◆プロペラガードが無いと、あのDIPS(ドローンの飛行許可・承認申請)は「NG」ですので、これも覚えておいて下さい。
「モード」ですが、トイドローンはほとんどが海外製が多いために、知らずに買うと「モード2」です。
そして困ったことには、箱の説明部分に「モード」を記していないのがほとんどです。
また店の店員に聞いても答えてはもらえません。
(店員も分からないのがほとんどの世界です)
箱に記してないというのは、海外製であり、「モード2」だと思った方がいいでしょう。
どうしても「モード1」が欲しい場合は、日本製を買い求めることをお勧めします。
(中には輸出用ドローンもありますので保証はできませんが、「モード1」の可能性は高いと思います)
ネットで商品名を検索して調べてから購入するのがいいかもしれません。
ただ、私のケースですが、ネットには「モード1」と記されているのに、届いて開封してみたら「モード2」だったということが一度ありました。(汗)
ちなみに、私はモード1です。(古い人間ということか?・・)
(写真は、月山の春スキー風景です)
ドローン送信機の「モード」について
何度も言いますが、この**「モード」は重要中の重要**ですので、しっかり頭に入れておいてください。
まず最初に知っておいてほしいのは、ドローンの飛行操縦法には先にも書きましたが、**2通りの「飛行モード」**が有るということです。
先ほども書きましたが、モードとは送信機(**プロポ**)のことです。
その飛行モードには「**モード1**」(mode1)と、「**モード2**」(mode2)があるのです。
この「モード1」と「モード2」の違いは、大変重要な事ですので、必ず覚えておいてください。
どちらが優秀かという問題ではありません。どちらにも長所・短所があります。
そしてどちらの「モード」を選ぶべきか?という問題が生じる訳ですが、これは一概には言えません。
その理由は、ドローン操作を誰から習うか?、またどういう講座で学ぶか?、で決まってくる場合が多いからです。
つまりドローンに最初に触れる環境というのでしょうか。
つまり、最初にどのモードのドローン機種を触ったかで決まることが多いということです。
これは、「ドローン・スクール」にも当てはまることで、その「ドローン・スクール」では、どのモードで教えているかで、そこの生徒の手にする「飛行モード」は決まることにもなるようです。
ですので、「飛行モード」にこだわる方は、「ドローン・スクール」を選ぶときは、事前に調べることも重要になります。
私の場合は、国内メーカーのトイドローンを最初に買い求めて手にしたので、「モード1」からの出発でした。
というより、私の場合は、昔ラジコン飛行機をやっていたので、最初から「モード1」でした。(選択肢はなかった)
それに、聞くところでは、国内製はたいていが「モード1」だそうです。(輸出用は別にして)
また海外製でもちょっと高価なドローンやよく知られたドローンは、モード1とモード2の切り替え装置が付いており、自由に切り替えが出来て、好きなモードで操縦することができるようです。
よく聞く話ですが、ラジコン機をやって来た人は「モード1」らしいです。(はい、私です)
特にラジコンヘリコプターは「モード1」だけらしいです。(参考までに)
基準はとくにありませんので、あとは自分の好みだと思います。
ただ、気を付けなければならないのは、どちらのモードも中途半端に覚えてしまうことは避けるべきです。
中途半端は一番いけません!
特に目視外(眼で見える範囲の外側)を飛行する場合などや、無線が途切れるトラブルが発生してしまった場合など、頭が混乱してしまい、ステック操作の間違いで事故につながることもありますので、それを避けるためには、どちらか一方をしっかりと覚えましょう。
それと、ドローンを買い求める時は、**「モード」を必ず確認するくせ**を付けましょう。
よく聞く話ですが、レース用ドローンは、「モード2」が適していると、よく耳にします。
このように、「飛行モード」には適正もあるので、その事も覚えておきましょう。
【モード1(mode1)とは】
モード1とは、日本でのラジコンヘリの操縦がモード1で普及していたことから、日本国内用として登場した飛行モードだそうです。
ですので、ラジコンもドローンもどちらもやるという方は「モード1」でしょうか。
その操作法ですが、以下の図を参照ください。
【モード2(mode2)とは】
モード2とは、日本以外での国際的な飛行操縦モードです。
ですので、海外に多く出かけたり、海外に住んでドローンするのであれば、「モード2」を選んだ方がいいと思います。
また、レース用ドローンを主にやる方は、「モード2」が適しているようです。
その操作法ですが、以下の図を参照ください。